ダークレス その1

ヨドバシカメラで前々から気になっていたダークレスとモノクロフィルムを買い込んだ。
ダークレスとは富士フィルムからかなり昔から出ている簡易フィルム現像キットだ。フィルムをパトローネに入ったまま現像してしまうので、その名の通り暗室もダークバッグも必要ない。しかもわずかな量の薬品しか使わないので経済的でもある。

最近はもっぱらコンパクトなデジカメを使っているが、いまだにフィルムカメラは処分せずに保管している。特にOM-1NとOM-2Nには思い入れが強く、たまに取り出しては空シャッターを切って音や感触を楽しんだりしている。
ということで、久し振りにモノクロフィルムを装填したOMを散歩に連れていった。
デジカメと違ってフィルムカメラのシャッターを押すのは、二度とない瞬間を切り取っている感覚があり、傑作をモノにできる確率が高いような気がする。特にOM-1Nはマニュアルカメラなので、久し振りに絞りとシャッター速度を確認しながらの撮影となり、新鮮だ。
ところが、帰宅してダークレス現像に挑戦してみようと練習をしているときに問題が生じた。
ダークレスは、フィルムケースと同じくらいの大きさのタンクに少量の薬品を入れ、フィルムをパトローネのまま突っ込んで蓋をし、蓋に付いているハンドルをグルグル回しフィルムを巻いたり緩めたりして薬品をフィルム面に行き渡るようにするのだが、このハンドルを素早く回すのがポイントだ。説明書には現像液を入れる前に、ハンドルを回す練習をすることを推奨している。ということで、まずはパトローネに蓋を取り付け、ハンドルを回してみたのだが、なかなかうまく回らない。説明書には3秒で10回くらいの早さで素早く回せるようにと書いてあるのだが、そもそも10回も回らない。せいぜい5回程度でハンドルがきつくなる。実は事前にネットの情報からフィルムの端をパトローネにテープ止めしていた為なのだが、初めてなので感覚が分からず、少し力を入れてみると・・・急に軽くなったではないか。しかし今度はいくら回してもきつくならない。そう、つまりパトローネの中でフィルムが切れてしまったのだ。なんてことだあ!!

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