(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

家の電話の子機を分解してボタン不良をアルミホイルで修理!

自宅のブラザー複合機(MFC-J950DN)の子機(BCL-D90)の「切」ボタンがほとんど効かなくなってしまいました。
ちょっと前にリモコンのボタン不良を復活させたばかりなので、調子に乗ってこいつも分解してみました。

反応が悪くなったリモコンの修理(マクセルRC-R2)

分解手順

裏にある蓋を外して、バッテリーを取り除くと、ネジが二つ現れます。

ネジを外すと、ケースの下側の合わせ目にスキマができるので、ここに不要になったプラスチックカードを挟み、ずらしていくとパチンパチンと爪が外れていきます。

最後に残った上辺は結構堅くハマっていますが、裏側ケースを上方にずらすようにすれば外れます。

表側ケースの基板と裏側ケースの部品が二本のリード線で繋がっていますので、切らないように慎重に開いて下さい。

基板は中央付近の二本のネジで表側ケースに止めてありますので、このネジを外します。

やはり基板と表側ケースの部品が二本のリード線で繋がっていますので、こちらも切らないように慎重に開いて下さい。

特に接触不良の原因となりそうな汚れ等は確認できませんでしたが、リモコンボタンを復活させたときと同様に、綿棒にクリーニング液を付けて清掃しました。

あとは逆順で組み直すだけ。但し、基板に付いている充電用のコイルがケースにちゃんと収まるように気をつけて下さい。

もとに戻してテストしたところ、残念ながら今回はこれだけでは復活しませんでした。

アルミホイルで接点補強

そこで今度はシリコンボタンの接触部分にアルミホイルを貼って接点を補強してやることにします。

アルミホイルの裏に両面テープを貼り、カッコのような形をしている黒い接点部分をカバーする位の小さな長方形に切り出します。

小さいので両面テープのシールを剥がすのに手間取りましたが、なんとかピンセットで挟んで黒い接点に貼り付けます。

見てくれは感心しませんが、まあいいでしょう。

見事復活!

再び組み直して、テストしたところ、大成功!

なかなか切れずにストレスが溜まっていたのがウソのように気持ちよく反応してくれました。

この子機は既に新品では手に入らず、中古を探すか、本体を買い換えるしかなかったので、助かりました。

Amazon 作業工具セット・作業道具セットのほしい物ランキング

25 COMMENTS

玄米さん

はじめまして。
ブラザー製子機の「切」ボタンの接触不良で苦労してたところこちらのページを見つけ、機械ド素人の自分ですがトルクスドライバーを400円で購入したうえで試してみました。
壊しちゃいけないプレッシャーの中(笑)結果、すこぶる反応も良くなり大満足です。
有用な情報を提供して頂きありがとうございました。

返信する
キンニ君

使用している子機BCL-80Dの”切”ボタンが効かなくなってきたので、
自分で内部清掃しようと思うのですが、トルクスドライバーが無いので
購入しようと思うのですが、ドライバーの種類が分かれば教えて頂けない
でしょうか?

返信する
sora

キンニ君さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
BCL-D90のネジだと、トルクスのT9がピッタリでした。T8、T10でも回せると思います。

返信する
小林

同じくBrotherのBCL-D100です。「外線」「切」「1」と反応が悪くなっていましたが、アルミホイル貼り付けで復活しました。ありがとうございます。老眼がひどくて両面テープは難易度が高かったので思い切ってボンドG17でやってみましたが大成功でした。
情報ありがとうございます。

返信する
sora

小林さん、書き込みありがとうございます。
なるほど、ボンドで付けちゃえば楽かも知れませんね。

返信する
NC

使用しているBCL-D100の切ボタンが調子が悪くなり、綿棒に無水アルコールを付けて接点を清掃しましたが復活しませんでした。そこで買い替えを検討しましたがそれなりの金額でしたので、ネットで調べこちらに辿りつきました。

ちょうどアルミテープが家にあり、写真どおりに小さく切って貼り付けました。またスクリュードライバーは内径のあうマイナスドライバーで外すことができました。
このような情報をアップしていただき、たいへん感謝いたします。

返信する
sora

NCさん、書き込みありがとうございます。
そうか、アルミテープだと簡単そうですね!

返信する
寺沢良則

mfc-j950dn 子機の切りのボタンの反応が悪く、長年どうしたものかと暇に任せて悩んでおりましたが、こちらのサイトを見て補修したところお陰様でうまい具合に長年悩みが解決できました。情報有り難うごさいました。

返信する
sora

寺沢さん、書き込みありがとうございます。
この機種の「切」ボタンの接触不良には皆さん苦労しているようですね。
参考になってよかったです。

返信する
fuunopapa

私の家もブラザー複合機で子機が切れなくなってしまい困っていました。
分解して高純度エタノールで拭いてみたのですがダメでした。
新しいものに買い替える前に2台ある子機の1台を壊しても他に方法が無いかを検索することに致しました。
ここを拝見して銅メタル接着剤付きテープを買いましたが、シリコンボタンパッドには張り付きませんでした。
接着剤を家探しして3種類のものを探し出しましたが溶剤系のものはやはり(当然)ダメ、残りの非溶剤型シリコン接着剤は取り扱いが困難そうということで諦めました。
替わって凹み溝の内部に角を食い込ませることに致しました。
そしてもう1台は常時通電状態になってしまうのを恐れて中央に先の溶剤型接着剤で紙を貼り付けました。
結果は両方ともOKで通電状態きわめて良好の様です。
軽いタッチで一発ですぐ切れてくれます。
強く推すと心配なので家族にはこのことを説明して易しく扱うように要請しました。
暫く様子見です。
そのうちに両方ともダメになったならば、新たな銅箔固定方法を考える予定です。
イメージは作業方法が大変ですが黒色通電シリコンゴム突起部そのものを塑性の在る銅箔で包んでしまうという方法を今は想像しています。
書きなぐりでの掲示ですが悪しからず。

返信する
fuunopapa

追伸で申し訳ありません。
トルクスドライバーは必ずしも必要ではありませんでした。
100円ショップのミニドライバーセットの中からトルクス穴にがっちり填まるマイナスドライバーを探し出してネジ外しと締め付けを致しました。

返信する
sora

fuunopapaさん、詳細なレポートありがとうございます。
アルミ箔などを貼るところが一番の難関ですね。
この子機は補修後1年半経ちましたが、まだ大丈夫です。
もっとも家電はあまり使っていませんが…

返信する
fuunopapa

早速の応答恐縮です。
シリコンゴムは接着が効きませんので大変苦労しました。
旧来のブラザー複合機の電話子機といえども時々は必要なので経時的に100%不良になるこの切りボタンは実に困ったものです。
アメリカではこの複合機タイプが一番売れていたそうですがさぞかしクレームも多かったものと想像します。
今までにも風呂給湯器のボタンとかテレビのリモコンボタンとか自分で清掃修理してきましたがこのブラザーの子機は清掃では復活しませんでした。
ブラザーの技術部なのか品質保証部なのかよく分かりませんが猛省をして欲しいと思った次第です。

返信する
まゆ

非常にわかりやすくて助かりました!
実家の電話の接触不良に悩んでました。
押せばピッと反応してくれるのが嬉しいです笑
ありがとうございました!

返信する
sora

まゆさん、書き込みありがとうございます。
ボタンの接触不良は本当にイラ付きますよね。
お役に立てて良かったです。

返信する
店長

同じく「切」と他のボタンの接触が悪く中古品を探していたところ検索にてヒット!!
大変助かりました。有難うございます。

返信する
sora

店長さん、書き込みありがとうございます。
中古品も結構するし、ちょっと不安ですね。

返信する
sora

もりともさん、書き込みありがとうございます。
お役に立てて良かったです。

返信する
よしこ

ひゃ〜!
こんな簡単に出来るんですね
BCL-D100wの切ボタンが使えませんでしたが、60歳近い女子でもできました。
アルミ部分はかなりいい加減に貼り付けましたが感度良好です!
ありがとうございました。

返信する
sora

よしこさん、書き込みありがとうございます。
この修理は細かい作業が必要なので、女性の方が得意かも知れませんね。

返信する
milk

ずっと「切」ボタンの反応が悪くて困っていましたが、記事の方法で直りました!!
銅テープがありましたのでそれを使いました。
とても快適になりました。どうもありがとうございました。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)