突然、サーキュレーターが動かなくなってしまいました。
故障したサーキュレーターはこれです。

上下左右の首振り機構があり、タイマーもリモコンも付いたスグレモノで、お気に入りです。
アイリスオーヤマの「強力コンパクトサーキュレータ」という製品で、型番はPCF-CT151です。

特に異音がしたとか、異臭がしたとかいうこともなく、ストンと電源が落ちてしまいました。
スイッチを入れ直すと1秒くらい動いてすぐ止まる、ということを何回か繰り返した後、まったく電源が入らなくなりました。
既に購入後3年以上経過しているので、買い換えるかな、とも思いましたが、他にどこも悪くなさそうなので、配線周りの接触不良かも知れません。
ということで、分解してみることにしました。
目次
底板を外す
まずはひっくり返して、底の電源コードが入り込んでいる部分の蓋を外します。

蓋ははめ込んでいるだけなので、電源コードを引っ張ると簡単に外れます。

電源コードのはめ込みをほどき、樹脂製の小さな部品を抜くと、電源コードが入り込んでいるパイプを、黒い板状の金具が噛んでいるのが見えます。

この金具は二カ所切れ込みがあるので、そこにマイナスドライバーをつっこんでテコの原理で力を加えると外すことができます。

あとは底板の周囲4箇所の爪を外してやれば、底板は外すことができます。
基盤を外す
底板を外すと見えてくる基盤は、3箇所のネジを外せば取れます。

しかし筆者の場合は、特に内側の配線や素子類に外見上の異常は見当たりませんでした。
左右首振り機構部分を外す
電源コードが入り込んでいる、左右首振り機構の部分は、4箇所のネジを外せば取れます。

筆者の場合は、ここの内部で電源コードと配線コードの接続部分が外れていることを発見しました。

電源コードと配線コードは圧着端子を使って接続されていましたが、電源コード側の銅線がスパッと切れていました。
可動部分でもないので不思議ですが、圧着するときに力を掛けすぎていたとしか思えません。
修理完了
もちろん修復には圧着端子は使わず、半田付けでしっかり接続して絶縁カバーを掛けました。

あとは分解した手順を逆に辿って、修理完了です。
単純に故障だったので、簡単に修理することができて良かったです。
梅雨前に直しておいて良かった~。
ウチの会社の動かなくなったサーキュレーターもこれと同型でしたので、ご教示頂いたように分解してみたら同じところが断線していました。おかげで直すことが出来ました。ありがとうございました
お役に立てたなら嬉しいです。
同じ箇所で断線とは、作業指示書に問題がありそうですね。
自分もちょうど同じ箇所でした。
スイッチの半田かなと疑い分解しましたが違ったので、次にコンセントまでの断線かと、自転車のパンク修理のような感じで、電源いれながら触ってみましたが反応なく、どこまで分解しやうかなと、ググったら、故障する過程が同じで、断線箇所も同じでした。
助かりました。ありがとうございました。
書き込みありがとうございます。
同じ症状の方が結構いらっしゃるんですね。
壊れて廃棄しようと思っていましたが、こちらのページを発見しました。全く同じ箇所の断線でした。参考にさせて頂き、無事修理できました。ありがとうございました!
書き込みありがとうございます。
参考にして頂けたならうれしいです。
分解修理しようとしていたときにこのサイトを見つけました!非常にわかりやすい説明と写真で素人ながら簡単に分解ができました。
故障箇所は写真と全く同じ箇所でした。
ハンダごてが家になかったので買いに行ってきます!ありがとうございました!
はっきーさん、書き込みありがとうございます。
お役に立てたならうれしいです。
実は暖房にこそサーキュレーターが活躍するんですよね。