(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

ThinkPad235復活計画(2)

ヤフオクショップからWindows2000proを入手したので、早速余っている20GBのHDDをフォーマットしてCDの中身をまるごと転送する。
ThinkPad236の分解はかなり難しい部類に入るようだが、ネットで見つけた先達のHPの分解ガイドを参考に慎重に分解する。
実はこのThinkPadは一度床に落としたことがあり、それ以来ディスプレイ部分に触ると液晶画面がちらつく現象に見舞われていたのだが、今回分解した結果、コネクタが半分外れ掛けているのを発見して直すことができた。
先達の分解ガイドのお陰でHDDの換装は比較的すんなりと終わった。次はいよいよWindows2000proのインストールだ。
ThinkPad235に付属していたフロッピィドライブ(パラレル接続)を繋げ、あらかじめ準備しておいたWindows98の起動ディスクで立ち上げる。(起動ディスクは95でもDosでもかまわないと思う)
そして、Dosプロンプトからおもむろに「c:」を打ち込んだのだが、あれ~~?cドライブ、つまりハードディスクが見えない!
HDD換装に失敗したかと、さすがにここで少しあせってしまったが、ネットで情報を探すと、6GB以上のHDDを認識させるにはBIOSをアップデートする必要があることが分かった。
リコーのHPから最新のBIOSアップデータをダウンロードしてBIOSアップデートディスクを作り、ThinkPad235のBIOSをアップデートしたところ、めでたくHDDを認識した。
そこでHDDにコピーしておいたWindows2000proのI386ディレクトリにある*****を実行してインストールを始めたのだが、すぐに「*****」とうエラーが出て止ってしまう。これについてもネットに情報があり、インストール開始時にキーを押せば回避できるということで、キーを押すタイミングが分からないので起動してすぐにキーを連打したら、なんとかインストールが始まった。
後は引っ掛かる所もなく、無事Windows2000proのインストールが完了した。Windows2000proの起動画面が出たときはちょっと感激。メモリは96MBのままだが、Windows95の時と比べてそんなに重くなった感じはしない。後程VERTEXの128MBを入手して160MBに増やしたので、エクセルなどのビジネスソフトもそこそこ使える感じだ。
これで出張用のノートで使えると思いきや、バッテリーがほとんど死んでいて、ACアダプタをはずすと5分と持たないことが判明した。
とりあえずはAC必須のモバイルノートというちょっと悲しい位置付けで使うこととなったのだった。